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ぼくのぐるぐる

　ぼくはわるくないよ
　だれかがわるいんだよ

　だれかのせいにする
　ぼくのこころがわるいんだよ

　ちがう
　ぼくをこんなふうにおもわせる
　そのげんいんがあるから
　そうおもうんだよ

　ちがう
　ぼくがそんなふうにおもうのは
　ぼくのこころのなかの
　ちいさなちいさなあくまが
　わらいたくて　でもわらえなくて
　だから　じぶんのせいにしようとしないで
　にげようとしてるんだよ

　ちがう
　ぼくをこんなふうにおもわせる
　そのげんいんは
　あくまじゃなくて
　あくまよりも　ぜんぜんない
　ちっちゃなちっちゃな　りょうしん
　かっとうして
　かっとうして
　ちゃんとかんがえて
　だしたこたえが
　そういうこたえなんだ
　やみくもに　だれかれをわるいなんていわないよ

　ちがう
　だれかのことをいうときは
　だれかを
　きずつけたりするときじゃない
　だれかを
　わるくいうときじゃない
　たとえば
　だれかに
　おもいをもてるとき
　そして
　だれかをおもうとき

　あのね
　こうして
　ぼくと
　ぼくがけんかしても
　おわらないんだ

　ぼくのけんかは
　ぼくにはとめられないから
　ほら　きみがわらっただけで
　ぼくはわらえる
　たくさんのぼくはわらえる

　きみがいてよかった
　ぼくだけじゃなくてよかった

　きみがいて
　ぼくは
　ぼくのぐるぐるを
　ぬけでられるきがする

　ぼくのめいろは
　ぼくのでぐちは
　ぼくがつくるものなんて
　ずーっとおもってたけど
　ぼくがつくることはできるけど
　きみがわらえば
　たくさんのぼくのあつまりなんてかんけいなしに
　かんたんに
　だっしゅつできる

　かんたんに
　だっしゅつできる

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ちょっとコメント♪

　２００５年１１月の詩ですｗ

　ひらがなだけの詩って、

　たま～に作るんですけど、

　幼稚なイメージではなく、

　自分の中では絵画のイメージなんですｗ

　でも自分には画力がないので、

　どうしてもこうやって、

　丸みを帯びたひらがなを使うことで、

　どうにかならないかなあって思っているんですｗ

　自分以外の誰かがいるっていいことだなあって

　ただそれだけを言いたい詩です♪ｗ